オゾンガスを一定量の水に溶存させた際の、水中のオゾン水濃度を詳細にシミュレーションする計算ツールです。少し複雑ですが、各項目を入力することで、非常に精度の高いオゾン濃度のシミュレーションを行うことが出来ます。
シミュレーター
オゾン水濃度の時間的変化シミュレーター
計算結果
溶解オゾンガス量 (g/h):
最終到達濃度 (mg/L):
使い方
各入力項目の説明
溶液体積 (m³):
オゾンを溶け込ませる溶液の体積を入力してください。
1m³=1トン=1,000L となります。
オゾン発生濃度 (g/m³):
供給するオゾンガスの濃度を入力してください。
供給可能なオゾンガス濃度は、各メーカーのオゾン発生器の製品スペックをご参照ください。
※1g/m3 = 約467ppm となります。
オゾン供給量 (L/min):
上記濃度のオゾンガスをどの程度の量、供給するかを入力してください。
溶解率 (%):
オゾンガスの溶解率を入力してください。
単純なバブリングの場合、溶解率は30%程度となります。
例えば、マイクロバブル化させるなどの工夫をする場合、溶解率は上昇します。
オゾン水半減期 (h):
溶液中のオゾンがどの程度の時間で消費されるかを入力してください。
なお、一般的にはオゾン水濃度の半減期は15分程度とされております。
溶液中のpHや、不純物などの影響などで、この時間は変化します。
計算結果のみかた
溶解オゾンガス量 (g/h):
溶液中に溶解したと推定されるオゾンガス量を示します。
最終到達濃度 (mg/L):
オゾンガスを溶解させ続けた時に、最終的に到達するオゾン水濃度を示します。
ただし、オゾン水濃度は飽和濃度以上になることはございませんので、注意してください。
グラフ:予想オゾン濃度 (ppm)
時間ごとのオゾンガス濃度の変化を示します。
到達濃度の目安としてお使いください。
グラフ:CT値 (mg/L・min)
時間ごとに蓄積されるCT値の変化を示します。
到達CT値の目安としてお使いください。
グラフ:分解中のオゾン水濃度 (ppm)
時間ごとの分解中のオゾン水濃度を示します。
オゾン水の自己分解時間を計算するのにお使いください。
グラフ:分解中のCT値 (mg/L・min)
分解中に、時間ごとに蓄積されるCT値の変化を示します。
到達CT値の目安としてお使いください。